XYZMのアートを紹介するサイト
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XYZM (渡辺 直彦)
X(旧ツイッター): https://twitter.com/XYZM2022
NFTアート販売: https://opensea.io/XYZM
インスタグラム : https://www.instagram.com/xyzm19662022
バーチャルギャラリーにて、展覧会開催中:XYZM space 1 (oncyber.io)
1966年、愛知県名古屋市に生まれる。
15歳から油絵を描き始める。その後愛知県立芸術大学に入学し、日本画を学ぶ。卒業後、高校の美術教師となるが、5年で退職し、単身ロンドンへ留学する。
1994年から1998年までロンドンインスティチュート・セントラル・セントマーチンス大学院で、版画と写真を学び、修士号を取得。
帰国後、2000年より愛知県内の美術大学の日本画コースの教員となる。
2019年に、うつ病のため大学を退職。
その後活動休止期間を経て、2022年より、作家名を本名からXYZMに改名し、NFTアートを開始。
現在に至る。
Solo Exhibition 2015 / D-2 Gallery, Aichi, Japan
主なグループ展
1996 ナショナルプリント展(Mall Gallery,イギリス) 以後、97,98,99年出品
1997 第8回 中華民国国際版画ビエンナーレ (台湾)
1977 The Ida Branson Memorial Bequest Exhibition Atkinson Gallery, Millfield, イギリス)
1977 "fish out of water" Exhibition (Curwen Gallery, London, sponsored by PLUME Ltd.
イギリス)
1998 第4回 さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ (札幌)
2000 第5回 さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ (札幌)
2001 "Cultural Colony" (Gallery Space "Atmosphere", Seoul, 韓国)
2001 "Social Critique" (Seoul Art Center, Seoul, 韓国)
2002 “Imagining the Book” (Bibliotheca Alexandria, エジプト )
2004 英国王立版画協会サリー展 (New Ashgate Gallery、イギリス)
2004 あおもり版画トリエンナーレ2004 (青森市民美術館)
2005 “Imagining the Book 2” (Bibliotheca Alexandria, エジプト)
2005 二人展「’05春ーひたふるに」 (はんがROOM・MTO 名古屋)
2005 ミニアチュール展 以降毎年(ギャラリー芽楽 名古屋)
2006 名古屋造形芸術大学美術学科教員展(ノリタケの森ギャラリー 名古屋)
2008 名古屋造形芸術大学短期大学部 絵画・インターメディア研究室集中発表(市民ギャラリー矢田 名古屋)
2010 TRANSIT 2010 ボイシー展 (Visual Art Collective, Boise, U.S.A)
2014 二人展 ”Japanese Painting & Illustration” (SUBギャラリー、ボイシー州立大学、U.S.A)
主な個展
2000 個展(版画展) (松坂屋本店 美術画廊 名古屋)
2003 "Beginning and Ending of Love" (ギャラリー芽楽 名古屋)
2005 "Towards Nature" (ギャラリー芽楽 名古屋)
2007 "Form of Nature" (ギャラリー芽楽 名古屋)
2009 「生命の記憶」(名古屋造形大学 D-2,D-3 ギャラリー 愛知)
2009 「生命の記憶」(ギャラリー芽楽 名古屋)
2010 個展 (イナガキ・コスミック・ギャラリー 愛知)
2012 「不可視の生命」(ギャラリー芽楽 名古屋)
2015 「生命の変遷」 (名古屋造形大学 D-2 ギャラリー 愛知)
受賞歴
1996 ジュリアントレビリアン記念賞 ナショナルプリント展
2000 スポンサー賞 第5回 さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ
出版
1997 "The Best of Printmaking" (Quarry Books, Gloucester, Massachusetts, U.S.A)
TV プログラム
1998 "The Frontier" produced by Satellite Channels Inc. (日本)
red line #1 2023
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AIとアート
私はAIに脅威など感じていません。私のライバルは生身のアーティストです。アーティストの作った作品には、その裏に必ず生身の人間であるアーティストの意思があります。AIの作った作品にはそれはありません。
XYZM 2023
cast-off shell 1-1 2022
cast-off shell 1-2 2022
cast-off shell 3-2 2022
cast-off shell 4-2 2022
cast-off shell 1-3 2022
cast-off shell 5-3 2022
cast-off shell 3-4 2022
cast-off shell 4-4 2022
cast-off shell 2-5 2022
cast-off shell 5-5 2022
生と死の境界
椿の花のシリーズの後半から、私が追求してきたテーマは、生と死の境界です。地面に落ちた椿の花は、まだ生きているかのように生々しい姿ですが、それはすでに死んでいるのではないかという気付きから、見た目ではわからない生と死の境界というものに興味を抱きました。
原生林の森や絶滅危惧種の動物も、見た目ではわからない、生態系の危機や、種としての死の危機が迫っているという点で、生と死の境界をテーマにしたものと言えます。
セミの抜け殻はセミの死を意味しませんが、それはかつて生命体が宿っていた生命体の形はしていますが、今はただの抜け殻で、生命体はそこにはないという点で、興味を惹かれました。
消しゴムによるフードシリーズも、テーマは生と死とは関係ありませんが、見た目は食べ物の形をしているのに、その実態はただの消しゴムだという、見た目とその本質とのギャップに惹かれたという点で、今回の作品とつながっています。
XYZM 2022
小さな消しゴムをただ写真に撮っただけ。でもその写真を見てみると、意外にもなんだか立派な彫刻作品のように見えてくる。食品サンプルほどリアルでない分、かえってそのチープな感じが面白い。サイズ感も分からないし、これは一体何なんだろうかと、不思議な魅力に満ちている。
XYZM 2022
strawberry cake 2022
ikayaki 2022
fried rice 2022
fried shrimp 2022
ice cream bar 2022
donut 2022
hot dog 01 2022
eclair 01 2022
fried rice 01 2022
hamburger 01 2022
whole cake 01 2022
sakuramochi 01 2022
Japanese dumplings 01 2022
roll cake 01 2022
syumai 01 2022
2022年、私はしばらく遠ざかっていた制作を再び始めました。きっかけはNFTアートとの出会いでした。
2019年、うつ病により勤めていた大学を退職してから、私は何もする気になれず、制作からも遠ざかっていました。
それからうつ病は完治することなく、ずっと憂鬱な毎日を過ごしていましたが、何もやる気になれず、仕事もせず1日中家に閉じこもっていた私にとって、唯一の生きがいは食べることでした。
2022年のある時、NFTアートの存在を知り、これなら私にもできるかもしれないと思い、もう一度制作をしたいという欲求が芽生えてきました。
人間関係に嫌気がさし、誰とも交流しない引きこもり状態の私ですが、家に居ながらにしてパソコン1つで、制作から作品発表の機会も得ることができるNFTアートに、私は新たな可能性を感じました。
しかし一度制作から離れてしまった私には、何を表現したらいいかわからず、自分が表現したいテーマもなくなっていました。
そこで私は、とにかく今私の生活の中で、一番好きなものを作品に描いてみようと思い、それで始めたのが、このフードシリーズです。
もうキャンバスや絵の具を使う必要もないと思ったので、私はPhotoshopで、とりあえず自分の食べているものを描いてみました。
次に、毎週通っている医者の薬をもらう薬局で、たまたまもらった食べ物の形をした小さな消しゴムが、面白いと感じ、それをモチーフに、今度は写真に撮って、それをPhotoshopで加工することを思いつきました。
私は食品サンプルにも興味がありますが、この消しゴムは、リアルな食品サンプルと違い、ディテールのチープな感じが面白いと思い、それを写真に撮ってみたら、気持ちが癒される不思議でシュールな仕上がりになりました。
今度はその作品を街へ持ち出して、いろんな場所に置いてみたら面白いのではないかと考え、やってみました。
もちろん実際に置くのではなく、単に写真で遊んでいるだけですが、それが次の展開となりました。
とにかくまだ試行錯誤ですが、私の唯一の生きがいである食べ物と、医者に行った後に散歩する道に、それを置いてみるという行為、何でもない私の日常を飾らずに作品にしてみました。
しばらくはこのルーティーンを続けてみようと思います。
*NFTアートの作品は、こちらのサイトで販売しています。
whole cake 2022
Angel french 2022
sushi (tuna) 2022
miso ramen 2022
sushi (tuna) 2 2022
sushi (egg) 2 2022
Angel french 2 2022
miso ramen 3 2022
初期の作品
私が美術を始めたのは、15歳の時。当時の中学の美術の先生が私の絵をすごく褒めてくれて、油絵を勧められました。
高校入学後、美術部に入り、油絵を描き始めました。その後愛知県の美術大学に入り、そこでは日本画を専攻しました。
卒業後は愛知県で高校の美術教員になりましたが、仕事がハードでなかなか制作もままならない日々でした。
そして高校教員を5年で辞めて、一念発起し、単身でイギリスに渡りました。
XYZM 2022