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生と死の境界
椿の花のシリーズの後半から、私が追求してきたテーマは、生と死の境界です。地面に落ちた椿の花は、まだ生きているかのように生々しい姿ですが、それはすでに死んでいるのではないかという気付きから、見た目ではわからない生と死の境界というものに興味を抱きました。
原生林の森や絶滅危惧種の動物も、見た目ではわからない、生態系の危機や、種としての死の危機が迫っているという点で、生と死の境界をテーマにしたものと言えます。
セミの抜け殻はセミの死を意味しませんが、それはかつて生命体が宿っていた生命体の形はしていますが、今はただの抜け殻で、生命体はそこにはないという点で、興味を惹かれました。
消しゴムによるフードシリーズも、テーマは生と死とは関係ありませんが、見た目は食べ物の形をしているのに、その実態はただの消しゴムだという、見た目とその本質とのギャップに惹かれたという点で、今回の作品とつながっています。
XYZM 2022